俺の空出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』移動: 案内, 検索 この項目では、漫画作品について記述しています。その他の用法については「俺の空 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 この項目は、記事の一部を「俺の空・刑事編」に分割することが提案されています。議論は「ノート:俺の空」を参照してください。なお、分割作業を行う際には履歴不継承にならないように注意してください。このタグは2010年12月に貼付されました。 関連リンク[表示]ウィキポータル 漫画作品(日本) 漫画家(日本) 漫画原作者 漫画雑誌 カテゴリ 漫画作品 漫画 漫画家 プロジェクト 漫画作品 漫画家 漫画雑誌 『俺の空』(おれのそら)は、本宮ひろ志による日本の漫画作品。『週刊プレイボーイ』(集英社)にて連・・・・、続きはコミックで─Wikipedia参照─ 『俺の空』(おれのそら)は、本宮ひろ志による日本の漫画作品。『週刊プレイボーイ』(集英社)にて連載された。 概要日本最大の財閥、安田グループ[1]の総帥を父に持つ主人公・安田一平が、『旅に出て1年以内に自らの手で、グループ首脳も認める人生の伴侶を見つけなければならない』という一族の掟により、人生の伴侶を見つける旅に出て大人物になってゆく物語である。ライバルの武尊はハーレーを乗り回す無頼漢なキャラで、主人公と人気を二分し、東北の令嬢の争奪戦を行った。旅立ち前夜には、一平の高校の担任である、婚約者がいた女教師と肉体関係を持ち、アメリカへも旅立ち、カジノで一勝負した。安田一平のその後を描いた続編『俺の空・刑事編』(『週刊ヤングジャンプ』掲載)と、安田一平の甥である安田三四郎が主人公の『俺の空・三四郎編』も存在する。平成に入り、セルフリメイクである平成版も発表された。 主な登場人物安田一平(やすだ いっぺい) 主人公。一族の掟により、自ら人生の伴侶を見つけるべく、全国を旅する。安田グループ総帥の子供だが、現在の正妻との子供では無い。義母からは実の息子同様の深い愛情を持って育てられた。御曹司でありながら、嫌味な所が全く無く、誰からも好かれている。学力においても高校の全課程を2年で修め、1年間の放浪後に試験勉強なしで東大法学部に合格するなど非常に優れている。 「刑事編」では自らの考える正義を実現すべく、安田グループ次期総帥の地位はそのままに警察学校を経て警視庁・京橋警察署の刑事となり、巨悪に敢然と立ち向かう。必要とあらば私財を投じて事件に関わる土地・建物を買い(東南アジアルートの麻薬を全て買い占め(その後全て海に投棄)日本への麻薬流入を一時的に食い止めたり、アメリカの超高層ビルの基礎部に埋められたとされる遺体を捜し出すためにビルを買ったことも)、また警察機構の限界を感じると3000人の人員からなる「私設警察」を設立したことも。ヒットマンの狙撃を受け意識不明の重体に陥るが、奇跡的に回復している。 『俺の空・三四郎編』にて異母姉が存在していた事が判明する。 御前一十三(みさき ひとみ) 政財界を牛耳る“東北の御老人”の孫娘で、一平の婚約者。彼女を娶ることは東北の御老人の後継者となることを意味するため、政財界の若きエリートたちが彼女をめぐって争うことになった。自分自身に相当の自信を持っており、その姿は一平をも驚嘆させた。 「刑事編」では亡き祖父を継いだ「御前グループ」会長としてコングロマリットをまとめつつ、一平の「専属秘書」として彼のサポートも行なう。 物語の最後に全財産を捨て、一平と共に歩む決意をする。また全財産を捨てたことで何かあれば政財界が一平のもとに集まることになった。 武尊善行(ぶそん よしゆき) 武尊コンツェルンの御曹司であり、一平のライバル。ハーレーを乗り回す無頼漢。欲しい物は何でも手に入れないと気がすまない性格(金の力は使わない、むしろ金にあかせて威張る奴を懲らしめるのが大好き)。相手に負けたと分かるとサングラスを取る癖がある。サングラスを取ると素晴らしい美青年である。ちなみに武尊コンツェルンは地所から温泉が湧き、成功したいわゆる成金である。 「刑事編」では東京地方検察庁の検察官(検事正)となり、一平を陰で支えるよき理解者となっている。「一平が挙げたホシ(犯人)は必ずブタ箱にぶち込む」というモットーで、些細な罪でも起訴猶予処分とはしない。 名前は武論尊(武論尊+本名の岡村善行)から。 稲垣美奈子(いながき みなこ) 一平の幼馴染。男が苦手だったが、一平との再会で変わっていく。後に女性の地位向上のために勉学に勤しむ。 沢田文江(さわだ ふみえ) 行儀見習いとして安田家に来ているが、実は良家の令嬢。かなりおっちょこちょいの性格。一平が最初に選んだ花嫁で、彼女も一平のことを想っていたが結ばれることはなかった。後に幼馴染の清己と結婚する。 川村(かわむら)先生 一平の高校の担任で、一平の憧れの人でもある。婚約者がいるが、一平が旅立つ日、女性の体を教えてほしいと訪ねて来た一平と一夜を共にする。 安田清十郎(やすだ せいじゅうろう) 一平の父であり、日本最大の財閥である安田グループ総帥。一平の良き理解者。父親に無理やり玉の井の遊女であったつや子と結婚させられ、一平が生まれた。 安田清十郎夫人 一平の義母であるが、作中では名前は不明。清十郎が真に愛していた女性で、一平とは血の繋がりは無いが、実の息子同様に深い愛情を持って接しており、自分に子供が産まれると一平に愛情を注げないからと、自ら不妊手術を受け、子供が産めない体にしてしまう。 安田統一郎(やすだ とういちろう) 一平の従兄弟。一平の母親が遊女であることなどから父や妹と陰謀を巡らし、安田グループ次期総帥の座を奪おうとするが失敗する。だが、後に改心し、一平を支援する立場に。 甲斐清己(かい きよみ) 広島の甲斐一族の御曹司。大学受験のときに出会った一平に興味を持つ。後に幼馴染の文江と結婚する。 野城金次(のしろ きんじ) ヤクザの若頭。一平にメンツを潰され、その恥をそそぐため一平に真剣を用いた文字通りの真剣勝負を挑む。勝負自体は、大雨の中、川のそばでの決闘であったため、にらみ合いの際鉄砲水が発生し勝負なしで終わったが、最後まで避難せず鉄砲水に飲まれた一平に対して自分の負けを認めた。その後、一平を男として認め、一平が助力を頼んだときには快く手を貸している。 サムシン王子 アラブの次期指導者と目される実力者。ヨットで南太平洋を航海中に嵐に巻き込まれ遭難するが、一平に助けられ、その恩と一平を気に入り、義兄弟の契りを交わす。 「刑事編」では彼自体は登場しないが、一平が「安田グループは王子と手を組み、日本国内に1年分の原油を備蓄している」と話すシーンがある。 ・・・・、続きはコミックで─Wikipedia参照─ |